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ウイングロードETC取り付け手順について



ここではETCの取り付け手順について説明していきたいと思いますが、その前にETC(Electronic Toll Collection)について少し解説していきたいと思います。

ETCとは料金ゲートに接地されているアンテナと車両に取り付けた車載器との間で無線通信を行って自動的に料金を支払うシステムで、ノンストップで料金所を通過することが出来ます。多くのメリットがありますが、その中でも交通の流れの向上や、時間帯での割引などがあります。詳しくは下記のETC総合情報ポータルサイトをご覧ください。



ETC総合ポータルサイト

ETCを購入するにあたって

ETCを購入する際はETC取扱店で購入し、その際にセットアップをしてもらうようにしましょう。車載への取り付けは自分で取り付けることも可能ですが、セットアップはETC取扱店(セットアップ店)でしか行うことが出来ませんので事前にセットアップを終了させておきましょう。

又ETCを使用するには本体とは別にETCカードが必要になりますのでカードも事前に作っておきましょう。

1.下の画像が今回と取り付けるETCになります。取り付け手順は車種によって異なりますが、ユーザー自身の取り付けも十分可能ですので挑戦してみてください。

なお取り付けに関しては取り付け説明書を参照して手順に沿って確実に行ってください、取り付けに不具合があると高速道路のゲートにあるアンテナとの通信が出来ずゲートが開かない場合があります。


2.まずETCの本体を取扱説明書で指示されている場所に付属の両面テープを使用して取り付けます。このときにダッシュボードの汚れなどを除去しておく必要があります。両面テープの付着性を向上させるためです。

3.ETC本体の取り付けが終わったら、次にハーネス(配線)を本体に接続します。

4.接続が終了したら、次は配線の取り回し(きれいに配線をまとめる作業)を行います。ダッシュボードに傷がつかないようにうまく配線を隠していきます。

5.ダッシュボード上(インストルメントパネル)の配線を隠し終わったら、次はETCの電源を取るためにオーディオの裏側まで配線を隠しながら持っていきます。今回とる電源の種類としてはGND(ボディーアース)、+B(常時電源)、ACC(アクセサリ電源)にりますのでオーディオの裏側からすべての電源を取ることが出来ます。

6.左下の画像の□で囲んだ部分から、配線を右下の画像のアクセルペダルなどがある下まで通します。

7.下まで配線を通したら配線を隠しながらオーディオの裏側まで持っていきます、その際にオーディオの各配線が見えるように邪魔になる、パネル類を取り外しておきます、下の画像がパネルを取り外してオーディオの裏側が見える状態になっている画像です。

8.次にオーディオの裏側に来ている各電源に配線を接続して電源を取りますが、ここで電源を間単に取れるように配線を加工します。アース以外の配線をギボシ端子のすぐ近くから切断します。

9.切断が終わったら電源取り出しようの配線コネクターを取り付けます。配線コネクターの取り付けが終わったら、つぎにコネクターをオーディオ側の配線に挟み込んで取り付けます、そうすることで電源を取ることが出来ます。

※電源をオーディオから取る際は、オーディオの配線にはほとんどの場合、電源の種類が表記してあります。その場合、表記してある配線に同じものを取り付けましょう。例 (ACC←ACC)、(+B←+B)といった具合に電源を取りましょう。間違って取り付けるとトラブルの原因になります。尚電源の種類がわからない場合、検電計やサーキットテスターなどを使用して確実に電源を取りましょう。

10.各電源の配線の取り付けが終了したら最後にアースを取りETCの作動確認をしましょう。作動確認が終わったら取り外した各パネルなどを組み付けて作業終了です。

今回の作業や他のETC取り付けに関して質問などがある方は当サイトのDIY掲示板にて質問をお受けします。to-sou.comで答えられる範囲内でお答えさせていただきますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。






最後までご覧いただきありがとうございました。

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