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なぜディーゼルエンジンの車やガソリンのターボ車はエンジンオイルの交換時期が早いの?

管理人 K・H

ここでは車の機能別のエンジンオイルの交換時期の違いについて少し解説していきたいと思います。

一般的にディーゼル車やターボ車はエンジンオイルの交換時期は、ガソリンエンジンのターボがついていない車より早いとされていますが、どうして早めに交換しないといけないのでしょうか?



ここで上記の事を理解するために簡単にエンジンオイルの特性について説明していきたいと思います。
自動車に使われているエンジンオイルは、温度が高くなればなるほど、酸化しやすくなるという特徴を持っています。


一般例→エンジンオイルの温度が約70度であるとすれば、70度から10度ずつ温度が上昇するごとにエンジンオイルの酸化する速度が約二倍になるといわれています。


このことからターボ車(ターボチャージャー装着車)ではターボチャージャーの自体の温度が700度以上となるため、その部分を冷却しているオイルの温度ももちろん上昇してきます。そうなるとエンジンオイルの酸化速度も通常の車に比べ早くなります。このことからターボ車ではエンジンオイルの交換時期は、通常の車(ターボを装着していない車)よりも早くなります。


ちなみにディーゼル車では、ガソリン車よりもカーボンなどの発生が多く、エンジンオイルの洗浄成分が早く消耗されます。その結果エンジンオイルの粘土が上昇して、潤滑不良につながる可能性が出てきます、このことから、一般的なガソリンエンジンの車より、エンジンオイルの交換時期は早くなります。


交換時期の例

一般的な車→5000キロ毎
ターボ車→3000キロ毎

上記の例はあくまで参考の数値です。自動車の種類や、性能、使用条件などによって差はあります。



                 
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