カーナビ取り付け
今回はワゴンRスティングレーへのナビ取り付けを行います。
取り付けるナビはパイオニアの楽ナビです。
現在のナビは昔に比べると高性能でなお且つ低価格です。ネット等で探せは10万円を軽く切る形で
購入が可能です。
又、取り付けるためにはナビ本体、取り付けキットが別途必要です。下記左下画像が取り付けキットです。
右がナビ本体となっています
○使用工具、+ドライバ、パテへら、内張りはずし、マスキングテープ、電工ペンチ、ライト、配線通し
1.まず、パネルを取り外し純正のCDデッキを取り外します。
下記画像のようにマスキングテープでまわりのパネルに傷が入らないように保護しておきます。
この自動車の場合、パネルは3分割になりますが上部と中部のパネルを上から順番に外していきます。
エアコンの操作パネルは取り外しません。
パテへらをパネルの境目に差し込んで、ある程度のクリアランス(隙間)を確保してからリムーバーを差し込んでパネルを浮かせていきます。最後は手で取り外しを行います。
2.パネルが外れたら次はドライバーを使い下記のようにビス3つを取り外します。
3.ビスが外れたらいよいよオーディオとパネルを一体で取り外します。
この作業が少し大変です。パネルは非常に強くクリップで固定されているので取り外すときは長いマイナスドライバーか、クリップリムーバーで下側からこねるように取り外します。
下記画像の緑で囲んだ部分の下側からコネるようにして浮かします。
正直私自身外すのに苦労しました。傷をつけないようにして尚且つ、力をかけてコネないと外れません。
下記が外れた画像ですが、緑の部分同士が結合していました。下側からこねることが外すコツです。
4.パネルが外れたら、オーディオに車体からカプラでつながっている部分を外します。
オーディオのカプラとラジオの端子、ハザードランプのカプラを外すとオーディオが下記一番下画像のように
外れます。
5.上記の作業が終わったら、下記のように取り付けキットの配線と、ボディー側から出ているカプラを結合しておきます。
またこのときに取り付けキットに入っているカーナビの枠(ナビ本体と車体との隙間を埋める為のもの)
も取り付けておきましょう。
私の場合今回は枠は取り付けを行いませんでした。枠を取り付けないとナビを取り付けたときに隙間ができるので見栄えが悪くなります。
6.次に取り外したオーディオについている金具(2.番目の画像)をビスを外して取り外します。
金具は、ナビを取り付ける際の土台として必要になりますので、このときにナビ側に取り付けておくと後から
作業が速くなります。
下記のナビに上記で外した金具を取り付けます。
画像ではまだ金具はついていません。
7.次に配線類を確認します。
この段階で取り付けが可能である部分については接続を行います。
下記画像ではナビと車両側のカプラに配線キットの配線を取り付けています。
※又ナビをつけるためには車速信号を取る必要がありますので事前に調べておきましょう。
この新型ワゴンRの場合車速信号用のカプラが純正オーディオの裏にありますので下記画像のカプラから車速信号を取ります。車速信号の色は紫色で下記の5ピンカプラの真ん中の配線から車速を拾います。
又、パーキング用の配線についてはこの場合、ボディアースを取れば問題ありません。走行中もDVDなど鑑賞可能となりますが、運転手は事故の原因になりますので運転中はドライバーはみないようにしましょう。
8.ここからはアンテナ類の配線を通しておきます。
アンテナは窓ガラスに付きますので、ガラスの部分からナビの裏側まで配線をとりまわしておきます。
ここで順番を簡単に説明するとアンテナ用の配線を通し、その後フィルムアンテナを窓に貼り付けます。
その後、フィルムアンテナに配線を貼りつけるといった順番です。
下記の画像のように配線を隠しながら通すためにAピラー部分の内張りを外します。
特に工具は必要ありません。クリップで止まっていますので上部からこじるようにするとはクリップがはずれ
引き抜くことが可能です。
9.内張りが外れたらアンテナの配線をすべて上から下に通します。
左側につくアンテナの配線は左側のピラーから通し、右側の窓につくアンテナ配線は右側のピラーから通します。
下記画像、□で囲んだ部分はナビの裏側に差し込む部分でアンテナの配線の最後の部分です。
これを配線通しに挟み込んでピラーから足元まで引き抜きます。
今回はGPSの配線と合わせて4本を左右から通しました。
10.配線を通したらフィルムアンテナを貼りつけます。窓を清掃(脱脂)して説明書の記載の位置に貼り付けます。下記のようになります。このフィルムアンテナに先程通した配線(受信部分)を貼りつけます。
右側では下記のようになります。左下画像が貼りつける前で右下が貼りつけた後です。
貼りつけが終わったら配線をロックタイ(タイラップ)などで動かないように固定しておきましょう。
下記画像がフィルムアンテナと配線をすべて通し終わった画像です。
余った配線はナビの裏等でまとめておきます。
11.ここからはいよいよ車速信号を取る作業にかかります。7番目で確認したカプラの配線に配線分岐用の
コネクタを使って配線を分岐して車速信号を取ります。
コネクタではさみこむだけなので簡単です。
12.次にいよいよナビと配線をつないでいきます。基本的には同じ色の配線同士を結合していけば問題はありません。
又、邪魔になる配線等はまとめておきましょう。
13.すべての配線をつなぎ終わったら、キースイッチをACCにしてナビの起動を確認します。ここで一度確認しておかないと組み付けた際にナビが動かないといった悲惨なことになる場合があります。
14.ナビの起動が確認できたらいよいよ組み付けに入ります。配線をきれいにまとめてナビを外した時と逆の順番で固定します。組み付けは取り外しよりも簡単ですが、ナビ用の新しいパネルがありますので、それにハザードランプのスイッチを組み替える必要があります。
15.上記の作業が完了したら最後にダッシュボードの下にきている配線をきれいに固定していきます。
余った配線は一カ所にまとめて固定して、他の配線は下に垂れさがってこないように下記のように配線を
とめていきます。
(両面テープで固定) (ロックタイで固定)
(ロックタイで固定)
13.次に最初に外したダクトを取り付けます。
完成です。
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