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オーディオの異音ほど嫌なものはありません。ここではノイズが起こる原因や対策、又一度は付けてみたいHDDナビの取り付け手順を説明していきたいと思います。


オーディオに起こるトラブル


1.スピーカーノイズについて

自分でスピーカーなどをとり付け、自動車を運転中にアクセルを踏んで加速したりするときに、スピーカーからの音楽に混ざり「ヒューん」と異音が聞こえたりした経験はないでしょうか。せっかくいい音で音楽を聞けると思っているのにそんな音が鳴ると非常に耳障りですね。


スピーカーからのノイズの大きな原因の一つにオルタネーターノイズがあげられます。発生メカニズムは、オルタネーターの電気を発電する工程にあります。


オルタネーターは最初三相交流で発電され、その後交流を自動車電装品に使用できる直流にダイオードなどを使用し変換して、各電装品やバッテリなどに電気を供給しています。


そのダイオードで交流電圧を変換(整流)する際に整流できなかった交流波形の一部が電源ラインにのって、増幅されたノイズがスピーカーから異音として発生します。





2.ノイズの原因要素

@電圧性ノイズ・・・ノイズの発生箇所と思われるところに手などを近づけるとノイズの発生状態が変化するノイズで、影響を受けているオーディオなどを絶縁できるもので覆いかぶせるなどして、ノイズの影響を最小限に抑えることができます。


A電磁性ノイズ・・・原因はいろいろありますが、なんらかの原因で発生した電磁波の磁界の中にオーディオ、配線を取り付けることで発生するノイズです。対策は@で説明した対策を施すか、電磁波の発生源から遠ざけると良いでしょう。


B電流性ノイズ・・・自動車のボディー(アース側)にもわずかながら抵抗があります。バッテリのマイナスターミナルから離れれば離れるほど電位差が出てきます。この電位差が原因で発生するノイズが電流性ノイズで、改善策としては電位差が出ないように、ボディーアースの位置を変えるか、アーシングなどを施して極力ボディーの電位差を減らすといった対策が挙げられます。



K.H

ノイズ対策・・・上記のノイズの基本的対策は、オーディオなどのアースをばらばらに取らずに同じ場所からきっちりボディーアースを取ること。またアンプ類など比較的大きな電流を使用するアースも確実にアース回路を成立させることで、ある程度までは軽減することができます。さらに、ギボシやヒューズなどの接続部分の抵抗を最小限にするため、標準のヒューズやギボシを使用せず、少し高価な低抵抗のものを使用したり、ハンダ付けなどで確実な接続をすることでもノイズに有効な対策となります。



HDDナビ&センタースピーカー取り付け(取り付け車種 トヨタ カルディナ)


K.H

取り付けるナビの品番AVIC−VH009MD




今回取り付け説明で画像がなく説明を飛び抜かしている箇所や配線の取り回しで分かりにくい場所があると思います。詳しい取り付けのアドバイスを聞きたい方はDIY掲示板に、質問のほうを気楽に書き込んでいただけると、K・H が分かる範囲であればお答えいたしますのでよろしくお願いします。




1.まず、現在取り付いている、テレビのモニタ及びオーディオを取り外します。

2.したの画像が取り外した状態で※が新しく取り付けるナビの配線です。




3.下の画像のカプラは車速センサからの信号線が来ています。ナビを作動させるためには最低でも車速とパーキングの信号を取り付ける必要があります。車速センサは最近の車では、ナビを取り付けやすくするために自動車メーカーが配線をオーディオの裏側など比較的信号を取りやすい場所までもってきてくれています。ちなみに車速の信号線は青色の配線です。又、合間をみて車両から取り外したオーディオをステーから取り外しナビを取り付けておきます。

4.次にナビの車速信号の配線を3番目で説明した車両がわの信号線と接続します。ピンク色の配線がナビからの車速の配線です、又、そのときにスピーカーなどの配線をまとめて綺麗にギボシ同士を接続しておきます。

5.次にGPSの配線をピラーの隙間からナビ本体の裏側に来るように上手く取り回しをしておきます。このときに画像はありませんがテレビのフィルムアンテナを一緒に通しておきます。

6.次に配線同士をすぺて配線図の通りに接続して、パネルなどの内装を組み付けます。ひとまずこれで完成です。











最後までご覧いただきありがとうございました。

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