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1.家でカーオーディオ







○家やガレージでカーオーディオをならしてみよう


今回は家で車用のオーディオをならしてみたいと思います。

プロはこの作業を利用して工場で中古オーディオ等の作動チェックをすることもあります。

バッテリを使用してもよいのですが、長時間の使用にはあまり向いていません

作動チェック程度であればバッテリでもよいです。

この作業を応用するとこんなことができます。

下記のようにオイルの空缶を使ってスピーカーなど作ってみると面白いかもしれません。





用意するものは

AC/DCコンバーター(交流100Vを直流12Vに変換するもの)

配線類(オーディオ配線が理想ですが、ひとまず聞ければよい程度であれば電気配線でもよいです)

電装工具(配線の切断やギボシを作るのに使います)

ワニ口クリップ(今回はテストなのでワニ口クリップで接続しました)

基本的なことですがこれを応用するといろいろなDIYに使うことができると思います。





左下の一番左がスピーカーです。今回はホームシアター用のスピーカーを使用してみました。
ボックス等を作って車用のスピーカーを埋め込んでも面白いものができると思います。

 


下記のものがAC/DC変換機です。

ホーム電源という商品ですがオーディオのチェックに使用したりするのにも良いです。ただ少しファンの音が
大きいので、部屋で使用する分には対策が必要かもしれません。気にならなければOKです。
右下の写真のように12Vのソケットも使用できるようになっています。

 





1.それでは接続していきたいと思います。まず車のオーディオには常時電源とACC電源とアースが
あり基本的にはこの2つの電源とアースを確保すれば作動しますので、常時電源と、ACC電源を
ワニ口クリップで確保します。


一応これからの説明のイメージとしては黄色が常時電源、赤がACC電源、緑のワニ口がアースといった
ように接続していきます。

本当はアースは黒線が本来の色ですが作業の都合上緑とさせてもらいました。


まず黄色のワニ口を変換機の+に接続します。
すべての接続が終わるまではAC/DCコンバーターの電源は入れないようにします。
ショートを防ぐためです。
 


2.次に変換機の+〜オーディオの常時電源(+)に接続します。
右下がワニ口をギボシに挟み込んで接続した画像です。

 



3.次にACC電源も上と同じように接続します。

 




4.次にアースを接続します。オーディオの黒線にワニ口を挟み込みます。その後反対のワニ口を変換機の−
に接続します。

これで電源系統の接続は完了しました。

 


5.配線に接続ミスがないか確認したら電源を入れてみます。
右下画像です。正常にオーディオが作動しています。
今のままでは、まだスピーカーの線をつないでいないので音はなっていません


 


6.次にスピーカーの配線をつないでいきます。このときもコンバーターの電源はOFFにしておきましょう
スピーカーの線はフロント用リヤ用がありますが、スピーカーが一つの場合はどれでもよいです。
今回は白色(フロント左+)と白黒(フロント左−)を使いました。

ここからオーディオの配線に接続するためにギボシを作っていきます、オスとメスの端子を作ります。

 



7.配線を適当な長さに切り取ったら、被覆されている部分をはがします。

 


8.次に絶縁スリーブを通してギボシ(メス)取り付けます。
ギボシを美しくつけるコツは配線を少しネジりその後、二つに折り曲げでやると接触面積も
確保できギボシが抜けにくくなります。

ギボシについてはまた別の機会に詳しく説明したいと思います。

 

 




9.次にギボシのオスを上記と同じように作ります。

 




10.次にスピーカーにつける配線を処理しておきます。
このスピーカーはホームシアター用のスピーカーなので絶縁を剥がして差し込むだけで接続できますので
ギボシはつけません。

 

 




11.最後にスピーカーの配線を下記左下画像のようにオーディオのスピーカー配線と接続します。
これで作業は完成です。

本格的にスピーカーを作って家でオーディオ等を聞く場合は、ワニ口などを使用せずにすべてギボシ
もしくはハンダ付けで配線もきれいにまとめて使用するようにしたほうがトラブルがありません。

又、今回の場合ヒューズを配線にはいれていませんが、スピーカーの作成などの場合は電源線にはヒューズを入れて許容電流も確認しておいてください。安全第一です。

 



12.接続を確認したら電源を入れます。

無事に再生できました。

  





























最後までご覧いただきありがとうございました。



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