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自動車DIYで使用する工具について







○自動車DIYやプロの方々が使用する工具について。


工具は種類が沢山あり、最初はどんな工具を買えばいいのか迷ってしまうと思います


又どのくらいの金額のものを買えばいいのか、 どのブランドを買えばいいのか


私自身も最初はまったくわからない状態でした。 


よくベテランの整備士の方々に初心者ほどいい工具を使ったほうがいいといわれます。


理由は高い工具は精度が高く初心者が誤った使い方をしても


ネジなどをナメにくく、又ラチェットを壊してしまった場合も


メーカー保証で 交換できるといったメリットがあるからです。


逆を言えば工具の扱いに手馴れた人であれば多少粗悪な工具でも


使い方しだいでは工具の性能を最大限まで発揮させることができると思います。
 










1.工具の分類


工具には多くの種類がありますが、大まかには次の5つに分けることができます。



@作業工具・・・スパナ、めがね、ラチェット、プライヤ、インパクトレンチetc


A切削工具・・・ヤスリ、ドリル、タップ、ダイス、etc


B研削工具・・・グラインダ、紙やすりetc


C保持具・・・部品取り付けアタッチメント、チャックetc


D金型・・・プレス、部品を製作するときの大本になるもの










2.ハンドツールについて


自動車整備や日常DIYで使用する作業工具のほとんどは


ハンドツールを使用していると思います。


ハンドツールとは、工具の中でもっとも基本となるもので


ネジを緩める為のドライバや、ボルトを緩めるためのメガネレンチやスパナ 等が


ハンドツールの部類に入ります。















3.いろいろな工具、機器


○下の画像は皆さんもよく見かけるものだと思います。


自動車整備ではよく 使用するジャッキとリジットラックで二つ目の画像が


車をジャッキアップした後の安全、安定のために使う道具(リジットラック)です。


 












○下の画像は板金などでよく使用する工具類です。


左の画像、左からエアソー、エアベルトサンダー、エアダスターガン、エアリューター


ハンドソー、鉄板を切断したり、削ったりする道具です。


二つ目の画像は、車のボディーの凹みの引き出しなどに使用する道具類です。


 











○下の画像は板金作業をするうえで私なりによく頻繁に使用する道具をあげてみました。

 











○下の画像は、板金作業、整備作業で使用する、いろいろなハンマー類をあげて見ました。


用途やそのときの状況によって 使い分けます。


左から順番に、ならしハンマー、絞りハンマー、バンピングハンマー


ゴムハンマー、メカニックハンマー、粗出しハンマー、木ハンマー、プラスチックハンマー、です。


使用方法の例を挙げてみると、木ハンマー、プラスチックハンマー、ゴムハンマー類は


たたく相手の部品に傷を付けてはいけない場合などに使用します。


絞りハンマーは叩きすぎて伸びた鉄板などを絞り、張りを持たせるために使用するものです。


 











○真下の画像はドリーと言う道具で、


板金作業のときにハンマーと組み合わせてよく使用するものです。


鉄板の形などによって使い分けるのでいろいろな種類があります。


二つめの画像は、バイス類です。鉄板などを挟んだ状態のままロックしたいときなどに使用します。


 











○真下の画像はタガネ類です


鉄板をハンマーと組み合わせて切断したり


鉄板を曲げるときなどラインをつける時にも使用します。


二つめの画像はスプーンという道具です


ドアパネルなどドリーが入りにくいところなどでハンマーと組み合わせて使用します。


 











○真下の画像はガス溶接機です。使い方はいろいろありますが


一般的には鉄板の溶接、切断などに使用します。


酸素とアセチレンガスを混合して使用するので最高温度は3000℃を上回ります。


二つ目の画像はミグ溶接機の画像です、アークの火花で金属を溶かして溶接します。


溶接棒は溶接機に内蔵されており、アークを飛ばしている間は自動でワイヤ(溶接棒)が出てきます。


又炭酸ガスで空気をガードしながら 溶接するので錆の発生も少なくてすみます。


車体整備ではよく使われる溶接機のひとつです。


 












○真下の画像はスポット溶接機(電気抵抗スポット溶接機)と呼ばれるもので


二つのアームで鉄板を挟み込み、大電流を流すと一番抵抗の大きなところから


過熱していき溶着させるものです。


溶接棒などを使用しないので、コストが削減でき


また、溶接強度も比較的高いので 自動車製造過程で、よく使われる溶接です。


二つ目の画像はワッシャ溶植機とよばれるもので


使用方法は凹んでいるパネルにスポット溶接と似たような原理でワッシャを溶着させ


そのワッシャにスライドハンマなどの工具を引っ掛け、ショックで引き出すというものです。


又このワッシャ溶植機で絞り作業ができます。


このワッシャ溶植機を使用した絞り作業は溶植機に付属しているアタッチメントを絞り作業用に交換し


アタッチメント(カーボン製)から鉄板に向け電流を流し


溶けない程度に加熱させ、過熱した部分を水を染み込ませたウエス


もしくはエアーガンで急冷させ表面の張りを復活させるものです。


 












○下の画像はエアブラシの画像で自動車などに細かい絵を描いたりする場合に使用するものです。


 












○真下の画像はスプレーガンと調色用計量器です。


スプレーガンは自動車の補修や全塗装に使用され、 スプレーガンも用途によって多くの種類があります


計量器は自動車の塗装時に決められた色を作るときに使用します。


二つ目の画像は赤外線乾燥機で塗装の乾燥や、パテの乾燥に使用します。


これも画像以外に種類が多数あります。


 











最後までご覧いただきありがとうございました。


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